暮らしと生きる力に関する全国調査

「暮らしと生きる力に関する全国調査」に関する情報公開サイトです

この調査は(独)日本学術振興会科学研究費補助金制度によって助成を受け実施されています。質問紙調査は実施委託先の(株)日本リサーチセンターにより実施されました。

本調査の企画は研究者6名からなる調査企画委員会(代表:放送大学 戸ヶ里泰典)による検討のもとで進められ、現在分析作業に取り組んでいます。

このウェブサイトでは皆様に向けて、調査概要や進捗をご報告して参ります。

調査の主な内容については以下をご覧下さい。

調査の目的調査をお願いしている方についてこの調査への協力と方法について調査における個人情報保護方針研究者による個人情報保護方針調査企画委員会関連リンク

調査の目的

 近年のわが国では様々な災害に見舞われたほか、経済的な閉塞感も続いており、きわめてストレスが多い時代となっています。こうしたなか、人々に「生きる力」の必要性が言われるようになって参りました。「生きる力」は今日様々な定義がされていますが、学術的には、様々な困難を首尾よく乗り越えるだけでなく、そうした経験を自己の糧にすることができる力として概念化され、とくに保健・医療・福祉系の領域で注目を集めています。 

 本調査は、この生きる力に光をあて、日本国民における性、年齢、地理別の生きる力の分布、人々の生育歴や社会経済的な状態、健康状態と、生きる力との関係を明らかにするための、はじめての全国規模の学術調査になります。さらには、欧米諸国で実施された同様の調査結果との比較から、わが国における生きる力の特徴を浮き彫りにすることも目的としています